帯の前面の黒が柄を引き立てます。そして振袖の後面の黒が帯柄を引き立てます。
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「家庭画報に載っていた振袖を見た娘が・・・・やっぱり成人式は振袖ですよね。母大感激!」
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新作振袖の呉服千葉
株式会社呉服千葉

last update / 2004.08.24
本物の新作振袖誕生秘話

人と同じ振袖を着たくない、着せたくない


日本初デザイン、黒地振袖
大きな画像はここをクリック 大きな画像はここをクリック


 成人の門出を祝う成人式は、
二度とは来ない青春の思い出。
喜びを装いに託し、よき日を祝いたいもの。

 だけどせっかくの成人式まで友達と同じ振袖なんて興ざめしてしまいます。
 今、着物・振袖が中国で大量生産されています。
 安価でリーズナブルですが、人気の柄はそれこそみな固まってしまって、同じ柄だらけ。
 こんな時まで人と同じなんて・・・。
 寂しい思い、したくないです。させたくないです。

 それに「安かろう、悪かろう」
 袖口から折り目が合わない、仕立てが右袖と左袖と違うのでたたむと型が合わないなど、買った後で分かる、安い理由。
 「着物を着るという文化のないところで、魂のこもった作品を作ることができるでしょうか?」
 作品に魂をこめる職人がいないのにそれは無理な話です。

 年頃の娘さんを持ったお母様たちから、こんな相談を受けたのが「新作振袖」を発表したきっかけでした。
 「千葉さん、世間にない変わった振袖はない?カタログで頼むような大量生産はいやなの!」

 愛知県豊橋市で着物屋を創業して37年。本物を知るお客様のリクエストは年々高まってました。
 それは本物の振袖を着せてあげたいという両親の親心だったかもしれません。
 
 「娘さんを想うその気持ちに応えてあげたい!」

それが私が新作振袖を創りだしたきっかけでした。

今までにない振袖を創りたい

 お客様の思いを形にするために1年の構想期間を必要としました。

 オリジナルの振袖を創るには、旧来の伝統の壁を乗り越える必要があったのです。
 たった1着の振袖と言いましても、日本の伝統工芸は分業が出来ています。
 振袖職人、染め屋職人、機屋職人、白生地職人、小物屋の職人・・・。これら数ある職人さんをまとめあげていかないと振袖という形になっていかないのです。

 分かりやすく言えば、プロデューサーをする必要がありました。

 「まったく新しい振袖を創りたいんだ!」

 この想いに賛同して、協力してくれる職人、そしてなんといっても仕事に魂を込めてくれる人間性を持った職人をスカウトしました。

 こうして素晴らしい職人さんたちを集め、いよいよ製作するという段階でまたも壁にぶつかりました。

産みの苦しみ。伝統は根強く。

 私がイメージした新作振袖は、古典的な日本美を受け継ぎつつ、大きくなった現代日本女性の体にマッチするというものでした。

 実は伝統的な着物は大体、身長160センチまでしか作れないのです。
 その理由は振袖の幅が、決まっていますので背が高くて手が長い、スタイルの良い方は、袖が短くなってしまうのです。手と振袖の袖の長さが、足りなくなって見苦しくなってしまいます。
 しかし現代女性は身長170センチも珍しくないですよね。そういう大柄?な方は、手も当然長いです。
 なので普通35センチのの巾の反物を1巾43センチにしています。だからスタイルの良いモデル体型(身長160センチ以上)の方も見苦しくなく、素敵に仕立てがあがるわけです。
 規格外サイズ。約1.2倍の巾が必要でした。他では見ることの出来ない反物です。
 現代日本人に合わせると伝統の寸法もこうして変えていく必要があったのです。既製品では出来ないことです。

 そしてデザインといいますと振袖と言うだけで極端に華美になり、成人式にしか着られない代物になりがち。
 この流れを断ち、日本女性の肌色が映える黒を基調に、振袖と帯と襦袢(じゅばん)、そしてぞうり、バッグまで統一させたかったのです。
 ですがその試作は困難を極めました。
 なんと2年もの制作期間がかかったのです。

 その理由は伝統の壁でした。
 柄の色を何度も試作します。職人さんの頭には振袖=派手、赤基調というイメージがあり、こちらの古典的な渋く落ち着いたイメージを受け取ってくれません。要は頭が固いのです。

 「落ち着いた色合いにしたいんだよ!」
 「こんなの振袖じゃない!」
 「だから今までにない振袖を創りたいんだよ!」

 本物を作るために大の大人が喧嘩しました。
 それもそのはずで、もう7回も染めてもらっていたのです。
 職人さんが怒るのも無理はない話しでしょう。でもどんなに職人に迷惑をかけようとも、イメージどおりの色を出したかったのです。

 一度の染めで1ヶ月が必要ですから、その手間と時間は膨大です。開発費(?)もかさむ中、やっと染め上がった柄は、心から納得のできるものでした。

 次に取り掛かった帯もまたも伝統の壁にぶつかりました。

 帯は染めるのではなく、織って柄を入れます。
 振袖の染めでオリジナルの色を作っていますのでこちらにあった染め糸がなかなかないのです。
 ここでも喧嘩。大人げないのかもしれませんね。
 だけどこだわる以上、職人さんに泣いてもらいました。ここでもなんと6回の試作!怒りますよ、やっぱり。

 そしてついに構想1年、製作2年の作品ができました。僕の想いがついに形になったのです。

なんと取材が入る

 狭い振袖職人の世界。

 なにか変わったことを始めると噂が立つことはさけられないもののようです。
 耳ざとい、マスコミの記者にこの伝統を破る新作振袖の情報が入ったようです。

 「取材させていただいてよろしいでしょうか?」
 こうして家庭画報に掲載が決まりました。

 家庭画報という高級雑誌、知っていらっしゃいますよね。素敵なブランドがたくさん載っている雑誌。
 その中に僕のプロデュースした新作振袖が載るわけです。
 よくよく聞きましたら、家庭画報に載るということは非常に難しいことなのだそうです。
 消費者に非常に影響力のある雑誌で、広告を出すにも審査があり、1ページ300万円から500万円をくだらないということでした。

 そんな雑誌社からの取材掲載は、うちのような職人気質の企業では珍しいことだと思います。
 嵐のような問い合わせの電話がなり続けました。

 日の目を見てうれしい悲鳴をあげてました。

我に帰る。お客様の声で目が覚める。

 たくさんのご注文はうれしい限りでした。
 しかし地元愛知のお客様のお叱りの声で目が覚めることがありました。お叱りというより、僕の会社に対する愛情だったかもしれません。

 「こんな雑誌に出ちゃうと、同じ振袖を持った人に出会っちゃわない?あんまり売らないで!」

 20年来の大切なお客様。その方がおっしゃる言葉の裏には、「自分の娘に特別な振袖を着せたい」という親心が見えました。

 娘を思う親心を思って創った新作振袖。
 その思いを大切にしたい。
 ついにひとつの決断を下しました。
 それは同じ振袖に合わないよう、各県2枚までしか、販売しないと決めました。
 
社長、ばかなことは止めてください

僕「この振袖、各県2枚までの限定販売にしたい」
社員「・・・」絶句
社員「社長、ばかなことは止めてください。どれだけの制作費がかかったと思っているのですか。まだ売れ始めたばっかじゃないですか」

 会社を思う社員の言葉もよく分かります。ですが、この振袖は元々、大量生産するつもりではありませんでした。
 大量生産の規格品や中国製の安価な粗悪品が、着物という日本の伝統をだめにしてしまうと思い、そういう風潮に立ち向かって見たかったわけです。

 僕や職人の魂を込めた作品は必ずお客様に受け入れてもらえる。それが証明されただけでも価値があったわけです。

 だからこそお客様の声を聞き入れたい、そういう思いで各県2枚を決めたのです。

 さすがに人口の多い、東京、大阪、愛知は10枚づつで、あとは各県2枚までにいたしました。
 せっかくの振袖、他人と同じでは寂しいですもの。自分一人の振袖にしたいはずです。
 
 どうぞオリジナルな振袖を早くお楽しみください。人とは違う本物を着たいと思っていらっしゃる方、ぜひ着てください。
 お待ちしています。

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今年成人式を迎えられる皆様へ

本物の振袖ですので、製作納期がかかります。

今年成人式を迎える方は、ご注意ください。
責任を持って販売したい為、早めのご注文、お問い合わせを強くお願いいたします。
一生に一度の成人式、大切な思い出を創るためにもご協力お願いします。



  呉服千葉が常識を変えた振袖。凛とした黒は日本人の肌合いに合うようです
詳しい資料を差し上げています

実際に手にして見てみたいあなたに

 ホームページの画像では、本当に良いものか伝わりませんよね。

 今回、バッグ、ぞうり、そして帯をサンプルとしてあなたのご自宅までお送りします。
 そして実際に手にして本物の質感を感じてください。
 よく確かめた上で、ご注文ください。
 もちろん気に入らなければそのまま返却してください。
 こちらから送る送料、そして返却していただく送料もすべてこちらで負担させていただきます。

ですので真剣なお客様だけ、ご請求くださいませ。

こちらよりご請求ください。

前面に柄、後面は凛とした黒の振袖


帯の背の部分に柄、そして前面は黒。振袖の常識を変えた

振袖の黒が女性の肌を引き立たせる

小物から帯、襦袢まで統一された振袖

当社について

昭和42年創業の高級呉服専門店です。
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